令和2年度第3次補正予算「事業再構築補助金」第3回公募について、中小企業庁は、令和3年7月30日(金曜日)から令和3年9月21日(火曜日)まで公募を行い、応募のあった20,307者のうち、申請要件を満たした18,519者について審査を行った結果、9,021者を採択しました。
弊所がご支援させて頂いた2社も無事採択を受けることができました。詳細については追ってご案内致します。
全国の採択事業者について詳しくは第3回公募採択結果のページをご覧ください。
第3回公募全体の採択率は約44%
応募総数:20,307件
採択数:9,021件
採択率:44.4%
第3回公募における全体の採択率は44.4%となりました。
過去2回の採択率を比較すると以下の通りとなります。
【第1回公募採択率】36.1%
【第2回公募採択率】44.9%
【第3回公募採択率】44.4%
第3回公募は第2回公募と同程度の採択率となったことが分かります。
特別枠の採択率が非常に高い
募集枠ごとの採択状況は以下の通りです。
募集枠 | 応募件数 | 採択件数 | 採択率 |
---|---|---|---|
通常枠 | 15,423 | 5,713 | 37.0% |
緊急事態宣言枠 | 4,351 | 2,901 | 66.7% |
最低賃金枠 | 469 | 375 | 80.0% |
緊急事態宣言枠や最低賃金枠などの特別枠の採択率が非常に高くなっています。
特別枠には補助額の上限などの制限はありますが、要件を満たす事業者は積極的に活用すべき募集枠であると思われます。
業種ごとの採択状況
業種別の応募と採択割合については、事務局より下記の情報が提供されています。
上記の情報より応募件数上位の業種毎の採択率をまとめてみると以下の通りです。
業種 | 採択率 |
宿泊、飲食、サービス業 | 51.7% |
製造業 | 54.7% |
建設業 | 38.3% |
生活関連サービス、娯楽業 | 43.2% |
学術研究、専門・技術サービス業 | 38.2% |
サービス業(他に分類されないもの) | 39.9% |
情報通信業 | 38.6% |
不動産業、物品賃貸業 | 31.3% |
医療、福祉 | 38.7% |
教育、学習支援業 | 42.1% |
運輸業、郵便業 | 44.4% |
農業、林業 | 0% |
全体の採択率44.4%を超えている業種は「宿泊、飲食、サービス業」と「製造業」のみです。
やはり、新型コロナの影響を大きく受けている業種は比較的採択を受けやすいという傾向が見えるのではないでしょうか。
第4回以降の公募に向けて
事業再構築補助金は現在第4回公募期間中となります。(応募締切は12月21日)
第3回公募の採択結果を受けて、
・緊急事態宣言枠、最低賃金枠等の特別枠は採択率が高い
・新型コロナの影響の大きい業種、会社は採択を受けやすい
という状況は今後も続くのではないでしょうか。
特別枠を活用できる場合は、積極的に活用する、コロナの影響を分かりやすく記載するなど、今後の申請に活かすべきかと思います。
当事務所でもご相談をお受け致します
補助金の種類 | 着手金 | 成功報酬 | |
申請サポート | 申請+伴走サポート | ||
小規模事業者持続化補助金申請支援 | 33,000円 | 採択額の8.8% 最低報酬額88,000円 | 採択額の11.0% 最低報酬額110,000円 |
事業再構築補助金申請支援 | 110,000円 | 採択額に対する下記の割合 1,500万円までの部分 8.8% 1,500万円超の部分 5.5% ※最低報酬額440,000円 | 採択額に対する下記の割合 1,500万円までの部分 11.0% 1,500万円超の部分 7.7% ※最低報酬額 550,000円 |
ものづくり補助金 | 110,000円 | 採択額の8.8% 最低報酬額440,000円 | 採択額の11.0% 最低報酬額550,000円 |
その他補助金申請支援 | 要ご相談 | 要ご相談 | 要ご相談 |
※報酬額とは別に交通費等が必要になる場合がございます。
※料金はあくまで目安となります。
※実際の報酬額はご依頼内容に応じてお見積りをし、お客様にご了承を頂いた上で業務を着手致します。
サポート内容
・補助金の概要の説明、ヒアリングの実施(対面・ZOOM)
・補助金の申請書書類の作成支援
・電子申請の申請サポート
※補助金採択後の実績報告等のサポートは含まれません。別途ご相談下さい。
お気軽にお問い合わせ下さい。092-292-76379:00-18:00(土日・祝日除く)
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